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「ほらぴったり」「ぼくを探しに」


「ほらぴったり」

ナオミ・ジョーンズ (著), ジェームズ・ジョーンズ (イラスト), 環ROY (翻訳)

ブロンズ新社 (2021/1/14)


△が、〇や□とあそびながら「同じ形と遊んだらもっと楽しいのでは」と

△の仲間を見つけて喜ぶが、△だけでは物足りなくて

いろいろな形といっしょだと、もっと楽しいと気づく。



「ぼくを探しに」

シェル・シルヴァスタイン (著), 倉橋 由美子 (翻訳)

講談社; 新装版 (1979/4/12)


欠けた部分がある〇は、カケラを探して旅をする。

でもカケラがはまると何かが違うと気づき

そっとカケラを外して、旅を続ける。

訳者あとがきが深い。


前者は、友だち探しのストーリー、

後者は、自分探しのストーリー(邦題によるイメージも大きい)が

それらは表裏一体なものとして捉えることもできる。


ぴったりはまることだけが、いつも「よい」とは限らない。

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